よしなしごと with Aqua & Pink

お料理・愛犬・日々思うことなど

番外:下ごしらえ&お手入れ

宮崎産里芋を昨日見つけて喜んで買ってきて、なのにすっかり忘れていた^^;

で、下ごしらえ。以前、母から大量に送られてきたときにあわててクックパッドで保存方法を検索して見つけた方法。

包丁でこさいでこさいで、泥つきの皮を剥いてあげて洗ってあげれば形は不恰好でも綺麗なお芋に。(六方剥き?そんなめんどくさいことしませんw)

あとは水気が切れて表面が乾燥して白っぽくなるまで放置。大きさは適当に切りそろえておいて…(一番小さい芋にあわせて切っちゃう。大丈夫です。食べたときには問題ないです)

乾燥したら、ジップロックに入れて冷凍しちゃう。凍ったまま、煮っ転がしでもなんでもできる。…豚汁…はどうなのかなー。まあ、多少ごろごろ大きくってもいいよね。どうせおうちご飯だもん♪

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で、泥つきの皮をがんがんこさいだ包丁をじっと見てみる。この前いつ研いだっけな?んー、いい機会だし、研ごうか。

 

普段使いの包丁三丁。人造砥石だけど研いで、さっぱり。(刃の腹にスジがついてんのは、クレンザーで最後洗われるからです^^;研いだ後だけはがっちり洗わないと、切ったものが金属臭くなっちゃうので^^;)

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一番手前の包丁さんは、とっても可哀想な来歴の持ち主。ちゃんとした鋼の包丁なのに、なんと銅線だかなんだかをたたっ切るのに使われて、それで刃がぼろぼろにこぼれちゃって、だからって機械式のグラインダーでごりごり研がれちゃって腹には峰近くまで削った筋がつけられちゃって…(涙)

あんまりな扱いを受けているので「ひどーい」と言ったら「じゃあ、やる」といわれ、タオルにくるんで持って帰った。我が家でだって別に特別な扱いは受けてなくて、時々はお手軽にキッチンシャープナーで研がれちゃうことだってあるけど、もう何年もかけて使っているうちにちょっとずつ刃こぼれも減り、切刃もシノギも整ってきた。

鋼の包丁なだけに、ステンレス製のヘンケル洋包丁と比べると錆びやすい。刃先にしずくがついたままで水切りかごにいれておいたら、翌朝には錆が浮いてることもある^^;(軽く洗えば落ちる程度)

錆びやすい=ほっとけない。だから使う頻度があがる。今ではヘンケルの洋包丁をさしおいて一番の使用頻度。錆びやすいだけが理由じゃなくて、刃の厚みがとても薄いので、なにかと切りやすいっていうのもあるんだよね。切れ味が一番シャープ。やっぱり鋼っていうのは刃物に適した素材なんだなと思う。

 

まだまだ時間はかかるだろうけど、いつかは綺麗になってくれると思ってる。母は普通の洋包丁がぺティナイフみたいになるくらい研ぎきって使ってた。この包丁もそれくらい使うことになるのかなあ。

 

…と、ちょっとイイ話、みたいに締めくくった後で追記w

切れ味試したくなって、切っちゃった♪2月23日に仕込んだパンチェッタが、まだまだ風乾が足りないものの食べられる程度になっているので、その仕上がり具合のご紹介もかねて♪おー、さすがに薄切りがきれーぃに切れる♪気持ちいい~~~。

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これが塩と砂糖とコショウだけで漬けたお肉なんですってよ、オクサン!(誰)

携帯カメラの撮って出しなので、色の補正なんかしてませんよ、ご主人!(だから誰)

赤いよねー、赤いよねー。綺麗に赤い色だよねー。発色剤なんていらないよー。ほんと、どうしてこんなに綺麗な色になるのかなー。塩と砂糖で充分なんだよー。これで脂が出るまでじっくり炒めると、飴色・レンガ色のおいしそーなカリカリになるんだよー。熟成が進んでくると、どんどん美味しいダシが一杯出るステキお肉になるんだよー。じゅるり♪

 

ちなみに、味と衛生面に自信がある場合、この状態を「生ハム」と言い張ってしまうこともできますw

食べるのはあくまでも自己責任ですので他人さまにはとてもお勧めできませんが、おいしかったデス☆